タグ

2022年11月19日のブックマーク (5件)

  • 克服の物語と、まつろわぬ者たち―『すすめの戸締まり』批評(ネタバレあり) - あままこのブログ

    【冒頭12分映像】『すずめの戸締まり』※編ではございません。 原菜乃華Amazonというわけで、早速『すすめの戸締まり』を、公開日(2022/11/11)の9時10分からの回で見てきました。前作の『天気の子』が僕的にはかなりぶっ刺さり映画だった amamako.hateblo.jp ので、今回の映画も非常に楽しみにしていたわけです。 で、鑑賞した感想なんですが、一言で言うと次の2つになります。 「すごい映画だったというのは肌で感じるし、これこそ現代の日に求められている『物語』なのかもしれない。」 「でも、僕個人としては、『これでいいのか?』と思ってしまう」 なぜ僕がこう感じたのか。以下の文章で説明していきます。なお、説明上どうしてもストーリーのネタバレを避けることができないので、今回の記事ではネタバレありで感想を書きます。ので、視聴前の人はできれば視聴してから読んでいただけると幸いです

    克服の物語と、まつろわぬ者たち―『すすめの戸締まり』批評(ネタバレあり) - あままこのブログ
  • 「すずめの戸締まり」を観たら要石で後ろから頭を殴られた

    新海誠の新作映画、「すずめの戸締まり」を観てきた。これがどうにも周囲の人間に話がしづらいというか、未視聴の人に「どうだった?」と聞かれたときに応えづらい、しかし観た所感、体験だけは誰かと共有したい気持ちがすごくあるので書く。 この作品について語る上では、この映画が何を主軸に据えているかは避けて通れない。なので多少のネタバレ有りということは承知の上で一読されたい。 ☟ この文章は現在30代、11年前は20代前半だった人物が書いている。 ☟ 作のあらすじを簡潔に書く。 九州に住む主人公の少女すずめが旅の青年草太と出会う。草太は日中の廃墟にある「後ろ戸」と呼ばれる扉を締めて回る「締め師」だ。すずめはその草太との出会いをきっかけに後ろ戸の脇に埋めてある「要石(かなめいし)」と呼ばれる石を抜いてしまい、その結果後ろ戸が開き、中から現れる巨大なミミズが地震を起こしてしまう。(椅子になる呪いなどにつ

    「すずめの戸締まり」を観たら要石で後ろから頭を殴られた
    amamako
    amamako 2022/11/19
    文章中盤の「社会の一員」達に対する感想が、僕とは正反対だなぁと思った。僕にとって震災とは、まさしくその「社会の一員」達がいかに頼りなく、当てにならないかを見せつけた出来事だったわけで。
  • すずめの戸締まりが今までの新海映画で一番女性受けよい理由

    ※うっすらネタバレあり いや、「君の名は。」はなんて当時のJKに大ヒットしたんだから、女性受けが一番良いってのは語弊があるか。 あの頃から今まで新海映画を「気持ち悪い」と評していたタイプの一部の層の女性にも、今回の映画がおおむね好意的な意見なのが面白いと思ってる。 なので、理由を考えてみた。 最近、新海がインタビューで「瀧が入れ替わった三葉の胸を揉むシーンは今だったらボツにします。今の観客は受け入れないとジャッジしたでしょう」「これから金ローで放送されるたびにどう思われるか心配もしなくちゃいけない」と言ってたが、実際、今回の「すずめの戸締り」では、JK主人公すずめに対する性的な目線は一切描かれてない。 出てくるイケメン閉じ師の草太は、作中のほとんどを椅子に変えられた姿(去勢された男)としてすずめと旅をするのでそこに性欲は混じらない。 ただ、その分にすずめ→草太への性的な欲望は感じ取ることが

    すずめの戸締まりが今までの新海映画で一番女性受けよい理由
  • 「すずめの戸締まり」 フィクションと現実、そしてクイズ - 挑戦者ストロング

    出崎アニメみたいな坂道レイアウト 『すずめの戸締まりBlu-rayスタンダード・エディション [Blu-ray] トーホー(TOHO)Amazon 新海誠先生の最新作、「すずめの戸締まり」を観てきたよ。わけあって2回観ました。以下、CinemaScapeに投稿したクソ長いネタバレ感想。ネタバレ度が高いので、まだ映画を観てない人は絶対に読まないでください。いっそ映画を観た人も読まなくていいです。とんでもなく的はずれなことをあれこれ書き連ねてしまったのかもしれないが、書いてるうちにもう何がなんだか自分でもわけが判らなくなってしまった。前半はヨタ話、後半が映画編の感想となっております。だいたいその筈です。あ、新海先生の小説版は読んでません。そのうち読むと思います。 甘いなぐさめ など今は  ★3 「すずめの戸締まり」(2022)は、新海先生のフィルモグラフィーの中でひときわ輝くスーパー問題作

    「すずめの戸締まり」 フィクションと現実、そしてクイズ - 挑戦者ストロング
    amamako
    amamako 2022/11/19
    "幼いすずめちゃんにガイガーカウンター向けてバリバリやれやとは思わない(若い頃なら思ってたな)。"全く別物になるだろうけどそれ見たい
  • 東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』|ガジェット通信 GetNews

    東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』 第35回東京国際映画祭ジャパニーズ・アニメーション部門【アニメと東京】特集で押井守監督の『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)が上映されたことを記念して、押井監督に同作品を振り返っていただいた。映画祭ではメカニックデザイナーの出渕裕さんが上映後のトークに登壇。まずはそのトーク内容を押井監督にお伝えすることからインタビューは始まった。 『パトレイバー』を作ることの難しさ ──今回、出渕さんが最初に話されたのが「『機動警察パトレイバー』は設定を掘っていくと矛盾してしまう作品である」ということ。作業用ロボット=レイバーを登場させる方便として巨大洋上工事計画〈バビロンプロジェクト〉を設定して、これが首都圏の用地問題

    東京国際映画祭『機動警察パトレイバー2 the Movie』上映記念・押井守監督独占インタビュー! 東京を舞台に戦争を仕掛ける幻想を遂に実現できたのが『パトレイバー2』|ガジェット通信 GetNews
    amamako
    amamako 2022/11/19
    "学生運動でバリケードを築いていた御茶ノ水のとある大学の校舎の上に立ったときに「本当に革命戦争が始まるんだ」と信じ込んで、東京が火の海になる光景を幻視した。"現代の若者に決定的に失われた感覚だなー