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2023年7月17日のブックマーク (4件)

  • 宮﨑駿『君たちはどう生きるか』 - 青春ゾンビ

    宮﨑駿による『不思議の国のアリス』(もしくは宮沢賢治の童話)とでもいうような、イマジネーションの破茶滅茶なまでの躍動。『千と千尋の神隠し』以降の作品に見られた傾向がさらに押し進み、ストーリー・テリングとしては、明らかに混乱している。しかし、それは宮﨑駿の“世界”に対する誠実な態度であるように思う。シンプルで明瞭なストーリーで語り切れるほど、この複雑で暗澹たる現代は生易しくないし、そもそも人間というのはそんなに簡単なものではない。たとえば、この映画における主人公の父親。彼にいい印象を持つ観客は多くないだろう。転校初日に車で学校に乗りつけたり、子どもの喧嘩に介入したりするさまなどは、まさにエーリッヒ・ケストナーが『飛ぶ教室』で書いた大人への批判がそのまま当てはまる。 どうしておとなはじぶんの子どものころをすっかり忘れてしまい、子どもたちにはときに悲しいことたみじなことだってあるということを、あ

    宮﨑駿『君たちはどう生きるか』 - 青春ゾンビ
    amamako
    amamako 2023/07/17
  • 発達障害の娘を持つ父ゲーマーが考える『スト6』有名プレイヤーの差別発言―アール氏やマゴ選手へお願いしたいこと | インサイド

    発達障害の娘を持つ父ゲーマーが考える『スト6』有名プレイヤーの差別発言―アール氏やマゴ選手へお願いしたいこと | インサイド
  • 『君たちはどう生きるか』 感想 - 月記

    いや、映像的には面白かったですよ。 火事とかアオサギの飛ぶ描写とかお父さんのコミカルな動きとかダットサンとか戦車とか自転車とか。父と後に馴染めない真人の細かい芝居もすごく良かった。 そういうのもあって前半の現世パートとキリコさんまではかなり楽しんでみたんですよ。母を失って環境が急激に変化し々としている少年がどう変わっていくのか興味深く見ていた。キリコさん魅力的だったね。 けどその変わる過程に納得感が全然なかった。特に夏子さんを「お母さん」と呼んだところ。なんで急にそう呼ぶ気になったのか全然分からない。キリコさんとヒミには「父の好きな人」と言ってるわけで。 キリコさんと輪廻転生のプロセスを体感してヒミと出会って火のトラウマを払拭して、母への未練を一旦断ち切って夏子さんを個人として承認する、みたいな話であればギリギリ理屈としては理解出来るけど、そっから母として家族として承認するのはもう一段

    『君たちはどう生きるか』 感想 - 月記
    amamako
    amamako 2023/07/17
  • 「君たちはどう生きるか」ネタバレ感想|kyouhei

    皆さんこんにちは。2023年7月14日、宮崎駿監督の10年ぶりの新作映画、「君たちはどう生きるか」が公開されました。今作はアオサギが描かれている一枚のキービジュアルポスター以外は、ほぼストーリーは疎か、スタッフ、出演者、PVと、普通なら当たり前に出されている情報が開示されることなく公開当日まで伏せられています。16日の今朝私も見てきましたが、そのような状況なのでよっぽど自分で調べることもなければネタバレを踏むこともなく鑑賞することができました。映画を「体験」するって感じですね。ライブ会場に行くみたいでした。流石に1週間2週間経てば公式に情報公開していくと思いますので、興味ある方はぜひまっさらな気持ちで浴びるように駿監督の映画を体験してきてほしいです。 一部で通称「生きるかマン」とされているアオサギくんを、自分の頭で考えてるイメージと映画で活躍する彼(彼女かもしれない)とのギャップに驚く人は

    「君たちはどう生きるか」ネタバレ感想|kyouhei
    amamako
    amamako 2023/07/17