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2008年7月3日のブックマーク (19件)

  • 「街の本屋」とは何か - 60坪書店日記

    定義が曖昧な言葉 「街の屋」という言葉があります。類義語として「街の書店」「町の屋」「町の書店」などがあります。ニュースやブログで度々耳にするかと思います。いまや絶滅危惧種のあれです。 使用例 中小の「街の屋」は、苦戦を強いられている 地区民に「街の屋」さんとして親しまれている○○書店 「街の屋」が、次々に姿を消している。 この言葉は非常に定義が曖昧です。使われている文脈によって「街の屋」の規模や立地が大きく異なるからです。皆さん自分なりの「街の屋」の定義をお持ちで、それに合わせて使用しているのだと思います。 状況の違う屋を「街の屋」という単語でひっくるめて論じるのは、かなりの荒技だと思います。そこで、今回のエントリーでは、この曖昧な「街の屋」という単語を、勝手に定義しちゃいます。「これが街の屋だ!」というものを示します。 定義づけの前に 結論から先にいいますと、今回

    「街の本屋」とは何か - 60坪書店日記
  • 少年犯罪データベースドア:31年前の加藤智大

    2008年07月01日03:27 31年前の加藤智大 秋葉原通り魔事件の加藤智大容疑者はトヨタの工員で、彼女ができないからああいうことをやったと自供してるということなんで、1977年のこの事件が引き合いに出されるかと思っていたのですが、どうもあんまり取り上げられていないみたいなので記しておきます。 昭和52年(1977).5.30〔23歳がモテないのでむしゃくしゃして連続通り魔殺人〕 大阪府寝屋川市の路上で、トヨタオート大阪のセールスマン(23)が、通行中の男性(48)の胸をいきなり包丁で刺し、倒れたところを馬乗りになって全身9ヶ所をめった刺しにして殺害した。6.1に大阪市の路上で、通行中の主婦(28)の胸をいきなり包丁で刺し、倒れたところを馬乗りになって4ヶ所をめった刺しにして殺害して逃走、すぐに逮捕された。 京都産業大学外国語学部を卒業して4月から自動車セールスマンになったが一台も売れ

    少年犯罪データベースドア:31年前の加藤智大
  • 電子書籍も電子貨幣も 新しい革袋に古い酒 - 雑種路線でいこう

    ケータイ小説がミリオンセラーとなったところで出版文化のネット化は面白いほど進んでいる気がするし、家電メーカーの電子書籍リーダーが売れなかったところで気にする必要。結局のところ新技術で既存の何かを模倣しても駄目。新しい文法に合わせて、新しい文化をつくらなきゃ。 今回の失敗は、あまりにも既存の書籍ビジネスを電子的に転換することに集中・配慮しすぎたことではないかと思う。携帯書籍のようなまったく新しい流通を生み出すインフラが、ネット上に構築できなかったというのは、「ネットの自由」からはほど遠い現実として受け止めなければならない。 いまじゃ笑い話だけど、10年くらい前は電子マネーについて大真面目に語られていた。SSLはカード番号を加盟店に渡すところが危ないので、SETで三角決済にしようとか、いやデジキャッシュのブラインド署名だとか、Mondexもネット対応しまっせとか。10年以上経って、けっきょくS

    電子書籍も電子貨幣も 新しい革袋に古い酒 - 雑種路線でいこう
  • 電子書籍専用端末の明日はどっちだ? - ほわいそーしりあす::ヴァンガードメモ帳

    久々に更新。はてブに書ききれなかったので。とりあえず↓ http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/07/02124533.html 電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia NEWS 最強読書生活のサイトにも残念なお知らせが掲示されてたりする訳です。 コデラノブログさんで言及されている事については、頷ける部分もあるし、いやそれは違くね?と思う部分もあったりするけれど、それはさて置いて。 例えば青空文庫HTMLファイルがそのままつっこめたり、PDFの表示能力がそこそこ高かったりすれば、別の方面からの需要も期待できただろう。学生や研究者などは、論文をPDFで読まなければならないことも多い。そういう大量の文章リーダーとして、PCではなく軽量、そしてフォントが綺麗という専用端末は、需要があったはずだ。 ここですよね。要は電子書籍端末ってもの

    電子書籍専用端末の明日はどっちだ? - ほわいそーしりあす::ヴァンガードメモ帳
  • 2008-07-03

    壁抜け男の謎 作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/05/01メディア: 単行 クリック: 18回この商品を含むブログ (51件) を見る鮎川・横溝・中井英夫へのオマージュ作品や、犯人当て小説、その他雑多な作品を集めた短編集。「下り「はつかり」」や「屈辱のかたち」などが特に面白かった。 鏡の向こうに落ちてみよう 有栖川有栖エッセイ集 作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/22メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る短いエッセイでも読みどころと「オチ」をちゃんと用意している文章が多く、さすがプロは違うなあと感心した。冒頭の台湾ミステリ界の話がやはり最も面白い。島崎博という人物は、ミステリマニアにとって特別な存在である。 新格バッシングについて書かれた文章が実に巧か

    2008-07-03
  • 来なかった電子書籍の未来 - コデラノブログ 3

    ソニーとパナソニックが、事実上電子書籍ビジネスから撤退するそうである。 コンテンツと電子書籍端末も絡むビジネスなだけに、卵が先か鶏が先か的なサイクルが行き詰まったということだろう。 端末に関しては、やはり4万円というのは高すぎる。例えば「いっぺんに4万円分を買う」という経験をした人が世の中にどれだけいるだろうか、という話にも繋がるだろう。 というのは、ある意味小分けされているから買いやすいものであって、いきなり百科事典や文学全集を買うというのは、を買うというのではなくもはや別の買い物である。そのへんの値頃感が合わなかった、というのがハードウェア側の問題。 米国の端末もそれぐらいするだろ、という指摘もあるだろうが、それ、アメリカ人はも読まないバカだと思ってないか(笑)。米国人は、結構を読む。というか、テキスト情報がものすごい数揃っている。特に専門家、プロフェッショナル向けの解説書な

    banraidou
    banraidou 2008/07/03
    「専用端末が普及する」というのは、今の世の中ではもうありえなくなってしまったんじゃないかと思う。きっと俺たち、今がまだ90年代だと思っていたんだよ。
  • アニメのファンサブのお話 その2 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    前回のエントリを要約すると、ファンサブはアテンションを集め、維持することに寄与するものの、そのコミュニティが拡大、変容することで、ペイにつなげにくくなっているのではないか、って感じです。 はてブコメントへのご返信 kaminari-boo 「コンテンツへのアクセシビリティの改善」これはアニメーション・ファンサブに限らず、どんな商品についてもいえることだと思う。入手までの(時間を含めた)コストで勝負、でいいかしら? 私もそう思います。少なくともWeb上で考えても、世界中には膨大な数のコンテンツが存在しているわけですが、ことアクセシビリティでいえば、その大半はユーザの能動性に依存している部分があります。ユーザの能動的なコンテンツへのアクセスを期待するというのは、ユーザにある種のコストを支払ってでもそのコンテンツへのアクセスをさせること、とも換言できると思っています。 もちろん、コアな人々だけを

  • Gyaoはカワイソウなんだけど、やっぱり使いにくいよねって話 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    GyaoがSilverlightを採用した、なんてニュースを見て、これが少しは使いやすくなるのかなと思いきや、使い勝手はあまり変わってなくて、相変わらずコンテンツにたどり着くまでが面倒だし、重いし(重いのは我慢できるんだけど、軽くブラウザがフリーズしちゃうのはかなりのストレスを感じる)、コンテンツ視聴後は元のページから無理やり飛ばされて別のページに飛ばされちゃうし*1、個人的にはまだまだ改善の余地があるよなぁと思ったりする。Silverlightを導入したといっても、トップページだけみたいだしね。見栄えは良くなったけど、それほどユーザビリティが改善した感がない…けれど、現状ではユーザにとりあえずはSilverlightを導入してもらわないと、というところだろうから、その辺はしょうがないとして。 一方で、Gyaoと同様のスタイルで映像コンテンツを提供しているYahoo動画は比較的使いやすいな

    Gyaoはカワイソウなんだけど、やっぱり使いにくいよねって話 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 『DSを使った新サービス「DSvision」7月3日より開始』

    ■DS:「DSvision スターターキット 専用microSDカード 512MB付き」 正直な話、現時点ではほとんど盛り上がっておらず、 その存在すら知らないという方も多そうなので取り上げてみる。 かつて、ゲームボーイアドバンスを使用した動画販売システム 「アドバンスムービー」を手掛けていたam3が送り出す 新たなサービスが「DSvision」である。 ・普及台数が2000万台を上回る巨大市場であること。 ・子供からお年寄りまで幅広い層に支持されていること。 ・「脳トレ」を始めとする非ゲーム系のソフトも多数リリースされていること。 これらの点に注目し、DSを使ったコンテンツ配信サービスに乗り出した。 「DSvision」のシステムを簡単に説明すると、 公式サイトからお好きなコンテンツをPCにダウンロードし、 専用のmicroSDカードに詰め込んでDSで持ち歩こうというサービスである。 シ

    『DSを使った新サービス「DSvision」7月3日より開始』
  • DSvisionが7/3にようやくスタート - SHODO(衝動)

    ■DSvision.jp 開始時期が大幅に遅れ、忘れ去られかけている DSで見るコンテンツサービス DSvision がいよいよ明日サービススタート。 少年チャンピオン&新潮文庫ぐらいしか目玉がありませんが・・・。 発売の時期が立ちすぎたのか microSDが512MBでこのスターターキットの価格はアリエナイ( ´Д⊂ コンテンツありき。 電子書籍撤退が明らかになった次の日にスタートとは。 大日印刷の腕の見せ所。

    DSvisionが7/3にようやくスタート - SHODO(衝動)
  • このエントリーが100ブクマ行ったらSF小説を公開します - ハックルベリーに会いに行く

    以前、「それ1冊読んでおけばSF小説というジャンルそのものを語れるたった1つの作品」というエントリーを書いたら、ブコメでid:objectOさんに「ディックの短編読んだだけで語れているかどうか判定するから、まずは語ってみてください。」とあおられました。それ以来、ディックだけでSF小説をどうやって語ればいいか考えていたのですが、考えてたらなんかSF小説のアイデアを思いついちゃって、それを書いてみました。 タイトルは「宇宙戦艦アキバ」です。内容はというと、ライトノベルふうな世界観を、フィリップ・K・ディック調に展開させた――という感じです。ちょっとオタクをdisってる内容になってます。あとエロゲの要素も少々入ってます。筒井康隆の影響もある感じですね。長さは原稿用紙40枚ほどです。出来は……面白いかどうか、自分では全く分かりません。小説というのはなかなか難しいですね。自分ではちょっと固くてぎこち

    banraidou
    banraidou 2008/07/03
    id:theworldさんに100スターつけようとしたら、うっかりつけすぎて200いってしまった件について/しかしディックとか筒井康隆とか、自分でハードル上げてるなぁw
  • am3、DS向け動画/書籍配信「DSvision」が7月3日開始

    株式会社am3は、任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」向けの出版・映像コンテンツダウンロード配信サービス「DSvision」を7月3日の12時より開始すると発表した。開始から1年間でユーザー数200万人、1,000タイトルの販売を計画する。 ダウンロード料金は1コンテンツ100〜1,000円程度。購入には、専用のmicroSDカードとUSBリーダ/ライター、DSにmicroSDを装着するためのアダプタが必要で、これらをセットにした「DSvisionスターターキット」を3,980円(microSD容量512MB)で同じく3日より発売する。 「DSvision」は、書籍、コミックなど出版物のデジタルコンテンツをニンテンドーDSで視聴できる配信サービス。PCでダウンロードし、専用microSDカードとDS用アダプタを介して再生できる。大日印刷株式会社(DNP)と共同で展開し、2007年11

  • 2006年国内コンテンツ市場は11兆4494億円、総務省調べ

    Windows SQL Server 2005サポート終了の4月12日が迫る、報告済み脆弱性の深刻度も高く、早急な移行を

  • ゲームミュージックなブログ ニコニコ動画の規制を厳しくすることで、かえって著作権の侵害が行われてしまう危険性もある

    なんか、ニコニコがらみで話題があり、ゲーム音楽についても無関係ではないなと思ったので。  ■「ニコニコ動画」でMADも削除 ドワンゴが権利者に申し入れ  さて、ニコニコ動画では、MAD、すなわち既存コンテンツの素材(許諾されているものから黙認、無許諾までいろいろ)を切り取って、2次創作品としてアップロードされています。しかしこれ、著作権的にはかなりグレーゾーンなのですよね。いや、正確に言うと、著作権者が黙認しているホワイトに近いグレーから、著作権者が認めたくはないけど、手は出していないほどんどブラックよりなグレーゾーンまで。  さて、今までニコニコ動画の削除手順は、著作権者に対応ツールを渡して、見つけたときにそれを申告、そこでニコニコ動画が判断し、削除されるという仕組みだったようです。そこの削除受付基準を、今までの丸アップロードからもっと厳しくするという感じでしょうか。  ■参考:「SMI

  • パロディ封じに対するニコ動のしたたかな戦略 - プログラマーの脳みそ

    「ニコニコ動画」でMADも削除 ドワンゴが権利者に申し入れ - ITmedia NEWS 他のメディアでも報じられているが、映像関連の団体から著作権侵害動画の削除要請を受けたようだ。 まるのままアップロードする真っ黒な動画はさておき、MAD動画と呼ばれるパロディも著作権侵害動画とされたようだ。MADの場合はたぶん「同一性保持権」の侵害ということになるのだろう。 著作権法改正でニコ動などの法関係はどうなる? - プログラマーの脳みそでも書いたが、著作権法改正の動きがあるようで、パロディなどの利用をフェアユースとして認めるのではないかという話も出ていた。 実際にどうなるかは法案が可決するまで分からないわけだが、フランスにはパロディ条項なるパロディを認める条文があると聞く。現行法では判例も含め日ではパロディは認められたことはないわけだが、パロディ文化の封殺というのは表現の自由という観点からする

    パロディ封じに対するニコ動のしたたかな戦略 - プログラマーの脳みそ
  • アニメのファンサブのお話 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    GONZOがネット配信用につけた英語字幕がそのまま流用されているだけで、かえってファンサブ事情は悪化している模様。海外ファンの良心とやらを信じたGONZOが不憫でならない。違法アニメを無料で楽しむことに慣れてしまったファンは、もうその快適さからは抜け出せないのだろう。これからアニメのDVDを買ってもらうには、こういったコアなファンではなく年に数枚程度DVDを買うようなライトファンを中心に訴えるのがベターな気がする。 GONZOがカワイソウすぎる件 - masa masa blog うーん、個人的には訴えて何とかなるものなら、音楽産業はもう違法ファイル共有に悩んではいないだろうなぁと思うので、現状を変えるためには別の手段が必要かなぁと思うわけです。その辺に関して、アニメファンサブについて思うことを少し書いてみようと思う。 なお、ここではファンサブの存在についての良し悪しについては言及せず、機

    アニメのファンサブのお話 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 小学館が新書を出すようです。 - 60坪書店日記

    ついに小学館が新書に参入する模様です。 小学館、10月にフリージャンルで新書分野に参入 「小学館101新書」シリーズを10月1日に統一装丁、6〜8点で創刊。価格帯は700〜800円。以降、隔月刊、毎回3〜4点ペースで刊行。新書編集部は設けず、各編集部からのボトムアップ型で発刊する。シリーズ名の101は「ミリオンの上を目指す」「多くの社員が関わる」の意。 新文化 出版業界紙 今更ですか。小学館は成熟しきって腐りかかった分野に新規参入するのが大好きですね。ガガガとか。バナナは腐りかかったタイミングが美味しいですが、出版業界は流行りものが出た瞬間に柳の下のドジョウを狙いに行かないと…。

    小学館が新書を出すようです。 - 60坪書店日記
    banraidou
    banraidou 2008/07/03
    新書はもうおなかいっぱいだお。
  • 出版状況クロニクル2

    当初の方針として、出版業界の出来事をメモ化し、簡略なコメントを付すつもりでいたが、今回は各社の決算発表時に加えて、記録者と関係する事柄も重なり、少しばかり長いメモと言及も生じてしまった。月によって長短のあることを諒とされたい。 >>  バックナンバー 1.  角川GHD、売上高一五〇七億円の微増ながら、経常利益五九億円で前年比二三%減。映像部門の売上不振や固定資産の評価損などで当期は二五億円の赤字。 〔M&Aによる事業拡大の行方はどうなるのか〕 2.  ゲオ、売上高前年比九%増の二四六二億円、経常利益も四〇%増の一〇一億円。しかし子会社の減損損失で当期利益は半減の二七億円。店舗増一〇二店。 〔トーハンとゲオの合弁会社のその後の実態がまったく聞こえてこない。コミックレンタルの問題もあり、気になるところだ〕 3.  日ABC協会調査(〇七年下半期、五三社一五〇誌)によれば、週刊誌四七誌は

  • 「出版状況クロニクル」が面白い - 空想書店 書肆紅屋

    小田光雄氏の「出版状況クロニクル」第2回(2008年5月21日〜6月20日)が更新された(http://www.ronso.co.jp/chronicle/chronicle_2.html)。今なにが出版業界に起こっているのかをコンパクトにまとめてあってありがたい連載だ。そう思いながら読み進めていくと、【25】NHK「クローズアップ現代」の出版特集のところで、「内容に関してはブログ書肆紅屋が詳しい」と書いてくださっていた。驚いて動揺してしまったが、そんなことを抜きにしても、今後の出版業界を占うためにこの連載は重要だと思う。詳しくは読んで欲しいが、専門的すぎて仮にわからないところがあったとしても、いずれ数年後には、書かれていたことの意味がわかってくるのではないか。今回は27項目もある。その中で自分なりに気のついた点をメモとしてまとめておくことにしよう。 【3】日ABC協会調査の週刊誌、月刊