男性弁護士(42)の陰茎を切り取ったとして、傷害などの罪に問われた元法科大学院生・小番一騎(こつがい・いっき)被告(25)の第4回公判が18日、東京地裁で行われ、検察側の証拠調べが行われた。 男性と不倫関係だった被告の妻の供述調書が読み上げられ、12年に被告と結婚したことについて「実家にいるのが窮屈で逃げたかった。被告が大学生で収入がないが、ペットの猫が3匹いると考えればいいと思った」と証言。自身の収入だけで家計をやりくりすることに不満がたまっていたという。14年から男性の弁護士事務所で働き始めた後、仕事を失いたくないため、上司でもある男性と不倫関係になったことが説明された。次回の公判は4月14日で、被告人質問が行われる予定。