パンデミック騒動に振り回されたこの大型連休でしたが、読者の皆さんはリフレッシュされましたでしょうか?せっかくの海外旅行なのに、帰りの機内では善男善女が防疫マスク姿というのは、何とも世紀末的な風景ではあります。 そもそも今話題のウイルスはH1N1型と呼ばれるA型インフルエンザ族の亜種で、通称Aソ連型の株の一つとのこと。このように族~型~亜種などの言葉が並ぶと、重層感というか、「敵はかなりたくさん種類がいるらしいゾ」感がひしひしと伝わってきます。さらにテレビなどに登場する専門家の解説コメントにしばしば出てくる「まだ弱毒性のまま変異していませんので安心です」の「まだ」という部分にも恐怖感を増幅させられます。もともと「新型」な上に、いつでも気まぐれに毒性とかが「変異」するやつらしいと。失うものの少ない身軽なやつって、敵に回すとやっかいですねぇ。 当たり前のことですが、このウイルスのA型とかH1N1