道南の八雲町で、地元の人たちが町内をまわって獅子舞を披露する新春恒例の催しが行われました。 八雲町では、地元の太鼓愛好家などのグループが、新春気分を盛り上げようと、毎年、正月に町内を回って獅子舞を披露しています。 4日は、グループのメンバー5人が、町内の老人福祉施設や商店街など8か所を巡りました。 このうち、商店街では、獅子頭をかぶったメンバーが鐘と太鼓のおはやしにあわせて舞いを披露したあと、この1年の無病息災を願って、見物していた人の頭を獅子の口でかんでいました。 見物していた小学3年の男の子は「獅子に頭をかんでもらったので、ことしは勉強が進みそうです」と話していました。 獅子舞を舞った前川伸也さんは、「獅子頭が重くて腕がパンパンになるほど疲れましたが、皆さんの笑顔を見ると、やってよかったと思います。自分にとっても、ことしはいい年になりそうです」と話していました。
