コンパクトデジカメを選ぶ際、重視されるであろう要素はいくつかあるが、普段から写真を撮り慣れている人がことさらこだわるのが「レンズ」である。その点で、がぜん注目されるのは伝統の「LEICA(ライカ)」ブランドを冠したレンズを搭載する「LUMIX(ルミックス)」シリーズ。このたびそのLUMIXに、光学20倍ズームモデルの「DMC-TZ30」が登場することとなった(3月8日発売予定)。 そこでここでは、35mmフィルム換算で24~480mmをカバーするLEICA DC VARIO-ELMAR(バリオ・エルマー)レンズを採用し、さらに、なめらかなAVCHD Progressive動画(フルハイビジョン・60p)に対応する高い動画性能と地図付きのGPSまで搭載という、まさに"全部入り"ともいえる本機のレビューをお届けしよう。
