世界を見て聞いたオランダ人 パリにて 国連気候変動枠組み条約第11回締約国会議と、京都議定書の締約国会合ー―わかりやすく言えば、温暖化をもたらすガスの削減義務について話し合う国際会議が、11月28日から12月9日までモントリオールで開かれている。一般庶民の次元だと、「このところ水が荒れている」と言うシャーマン(いとうせいこうさんの11月21日の日記)のように、気候がおかしいと感じている人は多いし、科学者や環境保護団体が警鐘を鳴らしているのに、京都議定書にサインしなかったブッシュ(アメリカ合衆国は地球全体の温室効果ガスの23%を出している)をはじめ、政治・経済の指導者レベルでは「あとは野となれ山となれ」(じゃなくて砂漠と海になるのか。ヴェネチアもバングラデシュも海中に沈む)の無責任さ。地球の破壊を食い止めるには、今やサステインド(ながもちする)開発では間に合わない、開発「縮減」にしな