「西蔵(チベット)100万人農奴解放記念日」の3月28日への設置を受け、チベットの民主改革という歴史的出来事が人々の注目を再び集めている。民主改革以前の旧チベットに対する人々の認識もいっそう深まり、旧チベットを「シャングリラ(理想郷)」のように描くのは間違いだということもはっきりしていくことだろう。 いわゆる「チベット問題」はこれまで長い間、海外の一部の人々によって不断に訴えられてきた。これらの人々は、チベットの人々が抑圧から解放されたことや、チベットの経済と社会が大きく発展したことには目を向けず、非常に立ち遅れていた旧チベットをロマンチックで自由な世界として描き、「シャングリラ」として美化している。海外の一部では、「旧チベットは清らかで美しく、解放の必要などなかった」という意見もある。 しかしチベット資料館が保存する史料には、民主改革以前のチベットの「十三法典」や「十六法典」が人々を三等
中国初の月探査衛星「嫦娥一号」が月軌道に乗るのは10数日後だが、搭載された科学観測器の一部は25日午後7時の段階ですでに作動を開始している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 記者は中国科学院国家天文台に設置された地上アプリケーションシステムで、嫦娥1号が搭載する高エネルギー粒子観測器と科学観測器データ管理システムに、職員が作動開始指令を出すところを確認した。高エネルギー粒子観測器は地球と月の間の4万~40万キロの宇宙空間の環境を観測でき、こうしたデータの分析は、宇宙空間を飛行する衛星と宇宙船にとって重要な価値を持つ。 嫦娥一号にはCCD3Dカメラ、レーザー高度計、X線分光計、ガンマ線分光計、干渉イメージング分光計、マイクロ波観測器、高エネルギー粒子観測器、太陽風粒子観測器など、科学目標を達成するための8種類の観測器が搭載されている。 地上アプリケーションシステムの責任者・李春来氏は
今までに月探査活動を行ったことがあるのは米国・ロシア(旧ソ連)・日本・EUの4つの国と地域だけだ。最初の月探査から44年が経つが、各国の最初の探査活動の成果は様々だった。旧ソ連の月探査機「ルナ1号」は、人類史上はじめて月の軌道に達した探査機となった。米国の「レインジャー計画」は6度の失敗を繰り返した後、7度目でようやく成功した。 中国の月探査プロジェクトで主席科学者を務める欧陽自遠氏によると、宇宙開発技術の領域では、米国とロシアが第1グループとして一歩リードしている。そのなかで、中国は、独自に有人宇宙飛行を実施できる3番目の国である。嫦娥(じょうが)プロジェクトでも多くの独創的な技術と実験が試みられており、米ロを追う中国・EU諸国・日本からなる月探査領域の第2グループでは、中国が先駆けていると言える。「京華時報」が伝えた。(編集MA) 「人民網日本語版」2007年10月24日
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