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ブックマーク / neshiki.typepad.jp (9)

  • ル・モンド記事翻訳;いや、フランスは衰退してはいないのだが、

    夏休み明けの忙しさもやっと落ち着き、相変わらずの青空をゆっくり眺めつつ翻訳してみました。 いや、フランスは衰退してはいないのだが - ジェローム・ギエ ル・モンド 2007年9月10日 アタリ委員会(訳注;大統領が任命したジャック・アタリを委員長とし、フランス経済危機脱出のためのレポートを製作する)設立のアナウンスにあるように、国内および外国メディアで、フランス経済の低成長率あるいは執拗な大量失業といった、定番の言及の伴わないコメントは極めてまれである。 あらゆる場面で、“改革”が緊急事項とされている。 この“改革”ということばは、片面通行のプログラムにとって、多かれ少なかれ疑問の余地のないコードネームとなっている:“融通のきかない”と目される労働市場の労働法柔軟による自由化、企業負担額の引き下げ;国家の対企業コントロール軽減、そして、当然だが、減税である。英国あるいは米国モデルに従って、

    ル・モンド記事翻訳;いや、フランスは衰退してはいないのだが、
    facet
    facet 2007/09/16
    価値観の問題に帰着するのかもな。
  • セゴレンヌ・ロワイヤルとベネディクト16世;翻訳文

    これは、大統領選にかこつけて次々に出版される選挙関連書のひとつ、セゴレンヌ・ロワイヤルに雑誌エルの編集長がインタヴューというですね。ル・モンド記事の紹介文からちょっと気になった、ベネディクト教皇のイスラムに関する発言に関連する部分だけ、訳してみました。 ベネディクト16世は、公式の場でイスラムの暴力性を批難しました。これは、単なる不手際だったのか、あるいは逆に、自分のポジションを明確に示したのか、どうお考えですか? 不手際ではありませんでした:ベネディクト16世は言葉の重み知っている博学な大学人です。同時にそれは自らのポジションを示す発言でもなかった。ラティスボンでの演説の中心をなすエレメントは、大部分のムスリム自体も批判しているような暴力的道具としてのイスラムへの弾劾ではなくて、より疑わしい主張でした。聖書信仰とギリシャ精神の出会いから生まれたキリスト教のみが、教皇によれば、理性と結び

  • 3月27日のパリ北駅騒動について

    この火曜日夕方夜半にかけて、パリ北駅でおきた騒動について、ラジオと新聞(ル・モンド)での報道を注意していたんだが、どうもよく分からない。入ってくる情報自体が一貫性がない、というか報道内容が刻々変わっているようだ。 簡単に書けば、改札を切符なしで飛び越えた男をフランス国鉄/SNCFと警官が取り押さえ逮捕。それを目撃した周辺の人々が逮捕の荒々しさに抗議の声を上げた。この時点でどうも人々の間に逮捕者は13歳の少年だ、といううわさが流れたらしい。(なお数日前にはパリ19区の幼稚園前で園児を迎えに来た中国人祖父(非合法移民)が警察に逮捕され、それに抗議した幼稚園園長が警察に拘留された事件があった。以前は60歳以上は国外追放の対象とならないはずだったんだが、、) やがて、警察隊に対する批判の声にくわえ、現場にいた若い衆が気炎を上げ始める。同時に北駅にはCRS(機動隊)が続々到着。TVカメラおよびジャー

    3月27日のパリ北駅騒動について
    facet
    facet 2007/04/08
  • ブウナ・トラオレとジェッド・ベナの最後の日、ル・モンド記事翻訳

    結構参考になるかもしれない屋です。今晩は。 8日付けル・モンドからのクリッピング。 バンリュウ“暴動”が起こる直前の10月27日、クリシ・ス・ボアのEDF(フランス電力)の変電所で感電死した2人の少年(17歳と15歳)の最後の日について、記者(Ariane Chemin)が取材、2ページの写真入り記事を書いています。以下は訳者による恣意的抜粋と粗訳です。意味の取れない部分は勝手にカットしたり、かなりな意訳ですがこの2人の少年がどうして変電所で死んだのか、その前後が仲間達の言葉で語られている。すくなくともその流れが分かっていただければ幸いです。(また、この騒乱の始まった頃の様子は、shibaさんの11月3日のエントリ、ネブロ11月10日燃えてないパリからのメモなどご覧ください。) Le dernier jour de Bouna Traoré et Zyed Benna ブウナ・トラオレと

    ブウナ・トラオレとジェッド・ベナの最後の日、ル・モンド記事翻訳
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    facet 2005/12/14
    始まりの詳細。
  • ニコラ・サルコジ大活躍、とサルコジ・イズ・ノーグッド 04/12/05

    facet
    facet 2005/12/05
    GoogleBombingか(w
  • バンリュウ騒乱に関するクリップ、と猫屋のbla-bla-bla

    facet
    facet 2005/11/25
    『基本概念と現実の間に大きなギャップ』『哲学が有効ではない時代になったのか?』
  • “フランスの階級”という宿題

    しかし、fenestrae 師匠とメディさんはいつになったら長い夏休みから帰って来るのであろうか。スイスはベルンのmari 姫はスロー・ウェブ・ライフを送ってるらしいし、天神茄子氏も内装工事中のようである。 だからというわけでもないが、って言うより実際は対アドミ戦争に専念してるはずの私にブログ書いてる暇はないわけで、でもこの大騒ぎ。黙ってられない気性なわけです。東京は下町生まれよお。おまけに今頃になって気づいたけど読売新聞の書きかたって、なにこれ。 というわけで今日はantiECO 氏のブログで書きたい放題させていただいた。しかしなんだ、あの誤字の多さはみっともない。で、antiECOさんって大手の方だったのですね。今頃反省しています。 さて、ECOさん(と書くとウンベルト・エコみたいでかっこいいです、彼は世界のおっさんの鏡です、会った事ある)に“フランスの階級”なるエントリを書きまする、

    “フランスの階級”という宿題
    facet
    facet 2005/11/13
  • パリは燃えているか? 燃えてないよ。

    TVを見て心配したいとこから、おとといメールがありました。私の住んでいる界隈では何も起こっていません。パリは燃えていません。大通りに警官は多いですが、これはいつものことです。みなさん、ご安心ください。こちらの報道では昨夜(いくつかの都市に引かれた外出禁止令以前ですが)放火された車の数は減少したとあります。 基的にTVのニュースは見ず、紙版新聞とネットのル・モンドとリベに眼を通すのと朝ラジオニュースを聞くぐらいの生活ですから、実際に、たとえば燃やされた車や商店街を目撃はしていません。 今回の“限定的衛星都市に起こっている一部の若者の行動”については、いったん落ち着いたところで、社会的背景や政治経済的背景を含めネブロで扱おうと思っていたのですが、海外での関連報道にかなり混乱が見えるようなので、いくつか気がついたところをメモしたいと思います。 なお、ほぼご近所のShibaさんが関連エントリを書

    パリは燃えているか? 燃えてないよ。
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    facet 2005/11/10
  • 変わりゆくフランス --- すでにノスタルジア

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    facet 2005/07/06
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