夏休み明けの忙しさもやっと落ち着き、相変わらずの青空をゆっくり眺めつつ翻訳してみました。 いや、フランスは衰退してはいないのだが - ジェローム・ギエ ル・モンド 2007年9月10日 アタリ委員会(訳注;大統領が任命したジャック・アタリを委員長とし、フランス経済危機脱出のためのレポートを製作する)設立のアナウンスにあるように、国内および外国メディアで、フランス経済の低成長率あるいは執拗な大量失業といった、定番の言及の伴わないコメントは極めてまれである。 あらゆる場面で、“改革”が緊急事項とされている。 この“改革”ということばは、片面通行のプログラムにとって、多かれ少なかれ疑問の余地のないコードネームとなっている:“融通のきかない”と目される労働市場の労働法柔軟による自由化、企業負担額の引き下げ;国家の対企業コントロール軽減、そして、当然だが、減税である。英国あるいは米国モデルに従って、
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