皆さんは「M-1グランプリ」をご存じだろうか? 吉本興業主催の漫才コンテストであり、朝日放送が制作している。M-1グランプリに優勝すると、テレビへの出演が激増し、ブレイクするコンビも少なくない。 そんな「M-1グランプリ」が2010年から5年の空白期間を経て、2015年に復活した。M-1グランプリの特徴の1つに、視聴者投票方式による敗者復活戦がある。敗者復活戦においては、視聴者の投票の実施と集計を行うシステムが利用されている。 5月31日から6月2日にかけて開催されたAmazon Web Servicesの年次イベント「AWS Summit Tokyo 2017」において、朝日放送技術局開発部の小南英司氏が「サーバレスアーキテクチャで実現したM-1 グランプリ敗者復活戦投票システム」という講演を行った。本稿では、その模様をお届けする。 AWS&サーバレスアーキクテチャを選んだ理由 同社には