フィリピンというと貴方は何を思い浮かべるだろうか。セブ島などのリゾート地、それとも日本で85~90%の流通量と言われているフィリピン産バナナだろうか。近年は貧困や治安の悪化が問題視されているフィリピンは殺人事件も非常に多いと言われている。そんな治安が不安定な中に「東南アジアで最も平和な都市」と呼ばれるようになった町を7月7日付の「Oddity Central」が報じている。 ■犯罪は許さない! 手段を選ばず悪者をなぎ倒す!! フィリピンの南部、ミンダナオ島にあるダバオ市の市長であるロドリゴ・ドゥテルテ氏は「非情の私刑執行人」と住民たちから呼ばれている。 ドゥテルテ市長は独自の方法で都市の治安を保っているが、その方法が原因で世界中から痛烈な批判が寄せられているのだ。しかしダバオ市では市長は英雄と呼ばれており、1988年に同市長に初選出されてから2010年まで、そして2013年に再選され、現在