2024年10月15日〜18日に開催中の「ジャパン モビリティショー ビズウィーク 2024」の大林組ブースにひときわ目を引く「宇宙エレベーター」に関するパネルがあった。構想では最短で2050年の実現を目標にしているという。 宇宙エレベーター構想は“夢物語”から現実になりつつある現在宇宙に行く手段といえば、ロケットによる輸送が一般的だが、打ち上げには大量の燃料を消費し、大量輸送には効率が悪く、コストも非常に高額になってしまうことが課題である。 一方、地球と宇宙の間をケーブルでつないで輸送する「宇宙エレベーター」は、輸送に大量の燃料を消費することもなく、低コストで輸送効率に優れる輸送手段と言われているという。 とくに、地球と宇宙を結ぶのに必要な軽さと強度を兼ね備えた素材「カーボンナノチューブ」の発見以降、宇宙エレベーター構想は完全な夢物語ではなく、実現可能なものとして急速に注目を集めるように