ことし7月の豪雨災害から6日で3か月ですが、広島県呉市の被災地では住民が管理する簡易水道の断水が続いています。多額の費用がかかるため復旧の見通しは立っていません。 呉市安浦町の市原地区では、公営水道が一部にしか敷かれていないため、住民が水道施設を管理する簡易水道が使われてきましたが、豪雨で水道管などが被災し23世帯ある住宅では、断水が続いています。 このほかの地区でも一部で簡易水道の断水が続いています。 復旧には多額の費用がかかるため住民は呉市に支援を求めていますが、呉市は、民間の水道の修理に原則として税金は使えないとしていて、復旧の見通しが立っていません。 このため、住宅に被害がなくても避難生活を続けている人や生活再建をあきらめ地区を離れる人も出ていて、地域の復興にも影響が出ています。 市原地区の中村正美自治会長は、「被災した人は、住宅や農地の復旧にも費用がかかる。市が一定の補助をして生
![豪雨3か月も簡易水道復旧せず|NHK 広島のニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/be1ba79756b63a1735798fba328d9166c7a98a63/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fhiroshima-news%2F20181005%2F4000002535_20181005084301_m.jpg)