ほとんど同じ内容の海外視察報告書を議員13人が提出していたことが発覚した岡山県議会(定数55)で、国内視察でも30人(延べ58人)が同様の報告書で済ませていたことが毎日新聞の取材で分かった。個人の意見を述べるべき「県政へのアプローチ」や「所感」の項目が一言一句同じケースもあった。岡山県議会で報告書の使い回しが常態化している実態が明らかになった。 岡山県議会では、国内視察にあたって県議1人に年20万円まで公費を支出している。報告書は県議会事務局に提出されるが公開されておらず、毎日新聞は事務局に資料が保存されている2014年度以降の視察について情報公開を請求し、分析した。 その結果、11件の視察に参加した県議のうち、▽自民26人(元職1人を含む)▽民主・県民2人▽共産1人▽無所属1人--の報告書の内容がほとんど同じだった。これらの視察には計510万円の公費が充てられた。 3人が昨年3月に松山市
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