雲仙・普賢岳(長崎県)が噴火した1990年11月17日から30年。平成最初の大災害に取材は過熱し、91年6月3日の大火砕流では、避難勧告を無視して撮影を続けた報道陣に巻き込まれる形で、地元の消防団員 ... 記事全文を読む
高温のガス、灰、岩からなる火砕流が、インドネシア、ジャワ島中央部にある活火山ムラピの斜面を流れ落ちる。(PHOTOGRAPH BY TOM PFEIFFER, VOLCANO DISCOVERY, GETTY IMAGES) 火山が噴火した際に、多くの死者が出る原因の一つとなっているのが火砕流だ。高熱のガスや灰、岩屑などが混ざり合って斜面を流れ下る現象で、その奔流の温度は約700℃、スピードは時速80キロを超える。 予測することも逃げることも難しい現象だが、火山に近いコミュニティを守るうえで、火砕流の仕組みを理解することはきわめて重要だ。たとえば、火砕流は想定以上に遠くまで達することがよくあるが、その原理はこれまでわかっていなかった。(参考記事:「火山雷で辺境の噴火を監視できる可能性、最新研究」) この疑問への答えを提示する新たな研究成果が、4月8日付けで学術誌『Nature Geosci
火山の噴火で100人以上の犠牲者が出ている中米グアテマラで、NHKの取材班は火砕流などに飲み込まれた村に入りました。多くの住宅が火山灰を含む土砂に埋もれ、壊滅的な被害を受けていました。 火山のふもとにある複数の村が火砕流などに襲われ、これまでに109人の死亡が確認され、およそ200人の行方がわかっていません。 現在も活発な火山活動が続いているため現地は立ち入りが制限されていますが、NHKの取材班は7日、警察当局の許可を得て、火砕流などに飲み込まれた村の一つに入りました。 取材は、ヘルメットやマスクなどの着用と警察官が立ち会うことを条件に、およそ1時間に限定して許可されました。 フエゴ火山の斜面を歩いて登り、たどり着いた村は壊滅的な被害を受けていました。 至る所に噴火とともに飛び散ったと見られる直径3メートルほどの岩石が転がっていました。 多くの住宅が火山灰を含む土砂に完全に埋もれ、住民が土
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