熊本県阿蘇市内で見つかった地震による断層とみられる地表のずれ=23日(中田高・広島大名誉教授提供) 熊本、大分を襲った一連の地震で、阿蘇山のカルデラ北西部に当たる熊本県阿蘇市内で、16日に起きたマグニチュード(M)7・3の地震で出現した断層とみられる地表のずれを、中田高・広島大名誉教授(変動地形学)らが24日までに確認した。 中田氏によると、断層とみられるずれは垂直方向に最大1メートル超、水平方向には10~数十センチ。南西―北東方向に断続的に5~6キロ続いていた。地震後に出現した断層と同様に、断層をはさんだ向かい側が右にずれる「右横ずれ」の特徴が見られた。 地震で不安定になった地面の表面にひびが入る「地割れ」が生じた可能性も否定しきれないが、中田氏は「右横ずれが生じているので、(地下の岩盤がずれたことによる)地震の断層と考えている」としている。 中田氏らは既に、今回の場所から4~5キロ南
「すべての道は熊本に通じる」とは、蒲島郁夫前知事が熊本県内の道路整備に向けた意気込みを語る際に使ってきたフレーズ。地域高規格道路などの骨格的な道路や鉄道網は、地域・産業の活性化はもちろん大規模災害時の重要性も注目されています。連載企画「移動の足を考える」では、熊本県内の〝足〟の現在の姿を紹介し、未来の形を考えます。 学んで得する!お金の話「まね得」 お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指す記者と一緒に楽しく学んでいきましょう。 ※次回は「相続・贈与は難しい」前編。7月12日(金)に更新予定です。
「川崎、あれは落ちたよ」。零式三座水上偵察機の中央に座った隊員は、グラマンから火が上がるのを見たという。水面すれすれを機関銃で応戦し逃げた〈証言 語り継ぐ戦争~海軍航空隊通信兵㊥〉
[東京 14日 ロイター] - 気象庁によると、14日午前9時43分ごろ、熊本県の阿蘇山で噴火が発生した。気象庁は従来の規模を上回る噴火時に発表する「噴火速報」を出し、阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。 気象庁によると、今回の噴火による噴煙は火口付近で2000メートルまで上がった。今後も同程度の噴火が発生し、大きな噴石が火口から1キロ以上に飛散する可能性があるとしている。 政府は噴火発生直後に官邸の危機管理センター内に情報連絡室を設置し、被害状況の把握などを行っている。菅義偉官房長官によると「現時点で被害の情報は入っていない」という。
福岡管区気象台は25日、熊本県の阿蘇中岳第1火口で2回、小規模な噴火を確認したと発表した。 噴火の確認は約1か月ぶりで、8月30日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げて以来、7、8回目。 同気象台によると、午前10時10分頃、阿蘇火山博物館(熊本県阿蘇市)が火口縁に設置したカメラが、火口から灰白色の噴煙が上がっているのを観測。正午頃には、現地調査で火山灰を含んだ噴煙が高さ約500メートルまで上がったのを確認した。 聞き取りの結果、阿蘇市波野から大分県竹田市の一部にかけて降灰が確認されたという。 また、火口の西約1キロに設置された傾斜計で、山体がごくわずかに膨らんだのが観測された。同気象台は、地下でマグマが移動した可能性があるとみている。
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