若田さん、宇宙で雅楽に挑戦…天理大生と合奏 : 科学 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）国際宇宙ステーションの若田さん（右上）と合奏する天理大雅楽部のメンバー（３日午前２時１分、奈良県天理市で）＝野本裕人撮影 国際宇宙ステーションで日本人初の船長を務めている宇宙飛行士・若田光一さん（５０）が３日未明、天理大（奈良県天理市）の雅楽部員１１人と雅楽の合奏に挑戦し、衛星回線を通じて笙（しょう）の音色を披露した。 合奏は米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の文化交流事業の一環。「日本の伝統音楽を宇宙で奏でたい」という若田さんが、知人を通じて同部に依頼。同部が若田さんに笙を贈り、実現した。 若田さんは「笙は８世紀に中国から日本へ伝わった管楽器。ハーモニカのような構造です」と紹介。部員の篳篥（ひちりき）や龍笛（りゅうてき）、琵琶など７楽器や、ＮＡＳＡで若田さんの友人が弾くバイオリンと約３分間演奏した。終了後、「宇宙遊泳のように気持ちよい演奏でした」と笑顔で話した。同大学では約１００人が大型スクリーン
