静岡県の川勝平太知事は17日、自宅でパスポートを紛失したため、17~21日に予定していたイタリア出張を断念した。県によると16日午後に出張の準備をしていた川勝知事からパスポートを紛失したと連絡があり、17日午後まで自宅を探したが見つからなかったという。 今回の出張では同県の伝統的なワサビ栽培が世界農業遺産に認定されたことを受け、19日にローマで開かれる世界農業遺産認定証授与式などに出席する予定だった。パスポートは緊急の場合でも再発行に4日はかかるため、川勝知事は授与式への出席を断念。難波喬司副知事が代理出席のため17日、イタリアに向け急(きゅう)遽(きょ)出発した。 川勝知事は1月末にタイへ出張しており、その後に紛失したようだ。県には海外出張前にパスポートを確認するルールはないが、県秘書課では「知事がパスポートを紛失するような事案は聞いたことがない。今後は、2週間前にはパスポートの確認を行
財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返したと週刊新潮が報じた問題で、同省が報道各社の女性記者に調査への協力を求めていることについて、政権内からも批判が相次いだ。一方、麻生太郎財務相は調査手法に問題はないと強調。女性記者が名乗り出なければ、セクハラがあったとの事実認定はできないとの考えも示している。 「違和感がある」「セクハラの被害者は家族にも相談できないのが現実。加害者側の関係者に話をしにいくのは普通ではできない」 野田聖子総務相は17日の記者会見で財務省の対応を問題視し、「被害者の立場に立てば高いハードルがある」などと、麻生氏と菅義偉官房長官にも伝えたことを明らかにした。 財務省は16日、福田氏が報道内容を否定したとする調査結果を公表。事実確認のため、財務省記者クラブ加盟各社に対し、女性記者の調査への協力を求めた。 被害女性への配慮を欠いた対応に、与党の受け止めも厳しい
奈良県庁を奈良市外に移転すべきだ--。こんな「遷都」が県内で論争になっている。先月には、移転を求める初めての決議案に県議会(定数44・欠員1)の過半数が賛成した。県内の人口や経済面の格差を是正する狙いがあるが、実現のハードルは高く、議論自体に冷ややかな声もある。【新宮達】 背景に「南北格差」 奈良県は南北約100キロの縦長で、県庁がある奈良市はその北端にある。決議案は県議会本会議の採決に加わった40人のうち、中部や南部選出の議員を中心に23人が賛成に回った。他に体調不良で欠席した2県議も賛成の意向だ。 背景にあるのは奈良県内の「南北格差」だ。奈良市を中心とする北部は戦後、京阪神のベッドタウンとして人口が急増し、官公庁や企業が集中する。一方、県の南部、東部の19市町村は面積では県全体の約8割を占めるが人口では1割ほどにとどまり、ほとんどが過疎地域だ。
やはりこの男は強かった。9位だった昨夏の世界選手権で日本代表からの引退を表明した男子マラソン川内優輝(31=埼玉県庁)が現地時間16日、世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つボストンで2時間15分58秒(速報値)で優勝した。日本人の優勝は87年瀬古利彦以来31年ぶりの快挙だ。 冷たい雨が降り注ぐコンディションだった。渡米前の羽田空港で、前半は「目立たないように」と集団に潜むプランを描いていた。しかし、宣言とは違い、スタートからダッシュで飛び出す、大逃げ策を敢行。中間点を先頭集団の中で1時間5分59秒で通過し、その後も持ち味の粘りを発揮した。40キロでは昨年優勝で、先頭を走っていたジョフリー・キルイ(ケニア)と20秒差の2位。ラスト2・195キロで逆転し、2分25秒差を付ける圧勝劇だった。 前回大会は大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が日本人30年ぶりの表彰台と
元SMAPのメンバーでタレントの香取慎吾がBMWのブランド・フレンドに就任し、4月16日に都内で開かれたBMWの新型SUV『X2』の発表会にサプライズゲストとして登場した。 ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は「香取慎吾さんはタレント活動だけでなく、アーティストとして、クリエーターとしても、また既存の枠にとらわれることなく様々な挑戦を続けている。今、自動車業界は激しい変革の時代を迎えている。BMW自身もその中で、新しい局面で新しいことに挑戦している。香取慎吾さんはBMW X2の姿勢、哲学を象徴して頂くにふさわしいと考え、今回ブランド・フレンドに就任頂いた」と香取を起用した背景を語った。 ブランド・フレンドに就任した香取は「最初に話を伺った時は、うれしかったが、ドッキリかと思った」と明かしたうえで、「(クロンシュナーブル)社長が『これから仕事する人のことを知らないで、一
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