【香港共同】香港中心部で8日、「逃亡犯条例」改正案に反対する6月の「100万人デモ」を主催した民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が普通選挙導入など「五大要求」を掲げ、政府への抗議デモを実施した。民陣は約80万人が参加したと発表した。警察は18万3千人としている。デモの規模は民主派が圧勝した11月の区議会(地方議会)選後では最大となった。平和的デモが呼び掛けられたが、一部で放火や破壊行為があった。 林鄭月娥行政長官はデモ隊の五大要求について、逃亡犯条例改正案撤回に応じただけで他の要求は拒否。区議会選で政府への不満が示された後も譲歩していない。