そろそろ、決断のタイミングではないだろうか。 Jリーグをいつから再開するのか、についてである。 前進はしている。先週末にはJ1、J2、J3のいずれも「昇格ありの降格なし」とのアナウンスがあった。これは正しい判断である。 集団感染は、「換気の悪い密閉空間」、「人の密度が高い」、「近距離での会話」という3つの条件が重なることで発生しやすくなる。たとえば、室内での筋トレや練習前後のメディカル的なケアでは、3つの条件が成立しやすくなってしまう。 マッサージなどの身体のケアは、専門家会議の見解に照らせば濃厚な接触である。クラブと個人が細心の注意を重ねても、リスクをゼロにすることはできない。 Jリーグがいつ再開されることになっても、感染のリスクを抱えることになる。Jリーガーが生活を営む日常にも、目に見えないリスクが漂っていく。 順位の不公平感を緩和するために。 チームにひとりでも感染者が出たら、濃厚接