仏北部ナンシー近郊のビュールにある地下研究施設で、ナンシー鉱業学校と仏放射性廃棄物管理機関(ANDRA)が行ったロボット犬「スカール」の試験の様子(2021年5月11日撮影)。(c)JEAN CHRISTOPHE VERHAEGEN / AFP 【5月13日 AFP】フランス東部ビュール(Bure)の地下500メートルに掘られた広大なトンネルの中を、「スカール(Scar)」と名付けられた犬型ロボットが慎重に進んでいく。さまざまなセンサーを搭載したスカールは、人間が立ち入るのをためらう危険な場所での対応を想定した訓練の真っ最中だ。 ここは、仏各地の原子力発電所から排出される大量の放射性廃棄物が貯蔵される予定の地下処分場、地層処分産業センター(CIGEO)の研究施設。スカールにとって理想的な訓練場といえる。 スカールは、仏北部ナンシー(Nancy)にあるナンシー鉱業学校(Mines Nancy
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