会見を行う米国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官。首都ワシントンのホワイトハウスで(2022年11月28日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP 【12月10日 AFP】米国は9日、ロシアとイランの「本格的な防衛協力」に警戒感を示し、ウクライナだけでなくイランの近隣諸国などの世界にとっても「脅威」になっていると警告した。 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官は会見で、ロシアは「武器開発や訓練などに関してイランとの協力」を図り、「前例のないレベルで軍事的・技術的支援をイランに提供しており、両国の関係は本格的な防衛協力に変化しつつある」と指摘した。 さらに「ロシアとイランが、ロシア国内で殺傷力の高い無人機の共同生産を検討しているとの報告もある。わが国はイランに対し、方針を転換し、こうした措置を取らないよう強く要請する」と述べた