ウクライナ東部ドネツク州リマンで、通過する軍用車両を背に自宅前に立ったリサ・シュタンコさん(2022年12月23日撮影)。(c)Ionut IORDACHESCU / AFP 【1月7日 AFP】ロシアによる侵攻で大きな被害を受けたウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州リマン(Lyman)。市内に残る数少ない子どもの一人であるリサ・シュタンコさん(8)は、ぬかるんだ道端に立ち、通り過ぎるウクライナ兵たちを眺めていた。 街には暖房も電気もほとんどなく、友人の多くはとうの昔にいなくなった。この日の朝には、自宅の前に砲弾が落下した。父親で電気技師のビクトルさん(42)が見守る中、リサさんはAFPに「きょうは砲撃のせいで楽しくない」と語った。 前線の町で暮らす子どもたちは、絶え間ないストレスにさらされており、専門家は長期的な障害が生じることを懸念している。 シュタンコさん一家が住むリマンは、ロ
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