2020年にベラルーシから亡命した野党指導者スヴェトラナ・ティハノフスカヤ氏は、ロシアの「ミサイルと爆弾」がベラルーシ国内に到着したとアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が発表したことについて、核兵器が「狂った独裁者の手に渡った」と危険性を強調するとともに、西側が「沈黙を守っている」と批判した。ルカシェンコ氏は受け取った「爆弾」について、広島や長崎へ投下された原爆より「3倍は強力」だとロシアのテレビに話している。 ポーランド・ワルシャワでBBCの取材に応じたティハノフスカヤ氏は、ロシアの戦術核兵器がベラルーシに配備されたことについて、1991年にソヴィエト連邦が崩壊して以来、ロシアの戦術核兵器がロシア国外に初めて配備されたにもかかわらず、西側諸国の政治家は沈黙していると批判した。 ルカシェンコ大統領は、ロシア国営テレビの司会者と共に、ベラルーシの田園地帯で番組に出演し、「ロシアから受け取った