【ソウル聯合ニュース】日本人2人を含む159人が亡くなった韓国ソウル・梨泰院の雑踏事故で、警察庁特別捜査本部は13日、捜査結果を発表した。 事故はハロウィーン前の昨年10月29日に発生。同11月1日に約500人体制の特別捜査本部が設置され、梨泰院を管轄する竜山区庁や竜山警察署、ソウル警察庁、竜山消防署などに対し74日間捜査を行った。 特別捜査本部は朴熙英(パク・ヒヨン)竜山区長や竜山警察署の李林宰(イ・イムジェ)前署長ら23人(逮捕6人)を業務上過失致死傷などの容疑で送検した。今月末までに押収物の整理などを行い、解散となる。 特別捜査本部は今回の事故について、管轄の自治体や警察、消防など法令上、安全予防や対応の義務がある機関が事前の安全対策を怠るなど事故の予防対策を取らなかったために起きた「人災」と結論付けた。 事故発生後も各機関のマニュアルに従った人命救助や現場の統制などが行われず、各機