独立の是非を問う住民投票が行われたパプアニューギニア・ブーゲンビル自治州の投票所を訪れた男性(2019年12月8日公開)。(c)AFP PHOTO /BOUGAINVILLE REFERENDUM COMMISSION/JEREMY MILLER 【12月11日 AFP】(更新)太平洋に浮かぶ島しょ国パプアニューギニアのブーゲンビル(Bougainville)自治州で11日、独立の是非を問う住民投票の開票結果が発表され、住民の圧倒的多数が賛成に票を投じていたことが分かった。新国家誕生へ大きな一歩となる結果だ。 住民投票は11月23日に始まり、2週間にわたって実施された。アイルランド元首相で住民投票委員会の委員長であるバーティ・アハーン(Bertie Ahern)氏によると、投票者の98%に当たる17万6928人が賛成票を投じ、パプアニューギニア残留に票を投じたのは3043人にとどまった。