ワシントン(CNN) ヒラリー・クリントン米前国務長官の私用メール使用問題で揺れる国務省で、キャロライン・ケネディ駐日米大使も私用メールを公務に使っていたことが監査報告書で明らかになった。 国務省の監査機関が東京の米大使館を調査したところ、ケネディ大使を含む国務省の幹部職員ら多数が私用メールアカウントを使って公用メールのやりとりをしていたことが分かった。 中には機密には指定されていないものの取り扱いに注意を要するメールが、私用アカウントで送受信されていたケースもあったという。 報告書では、ケネディ大使の行為は国務省の規定に反するもので、同省が危険にさらされかねないと指摘している。 一方、国務省のカービー報道官は25日、ケネディ氏が同省の規定に違反した形跡は一切ないと強調した。