(CNN) 技術的な問題で交信が途絶えていた探査機ボイジャー1号と米航空宇宙局(NASA)の通信が再開したことが分かった。ただ、まだ危機は脱していない。打ち上げから47年が経過したボイジャー1号は、地球から遠く離れた恒星間空間を飛行している。 ボイジャー1号は現在、1981年以降使用していなかった無線送信機を使って地球上のチームと通信中。技術者たちが不具合の解明に取り組んでいる状況だ。 1977年9月に打ち上げらたボイジャー1号が老朽化する中、チームは少しずつ部品をオフにして電力の節約を図り、ボイジャー1号が240億キロ離れた場所から独自の科学データを送信できるよう対応してきた。 ボイジャー1号は地球から最も遠くを飛ぶ宇宙探査機。現在は太陽圏の外で活動しており、搭載した計器が恒星間空間で直接サンプルを取得している。 新たな問題は老朽化したボイジャー1号が直面する数ある問題の一つだが、チーム