4月21日、独VWと米司法省は、米国内で60万台近くに上る排ガス不正対象車への対応で原則合意した。写真は2015年11月、スペイン・カマスのディーラーで撮影(2016年 ロイター/Marcelo del Pozo) [サンフランシスコ/ワシントン 21日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は排ガス不正問題をめぐり、50万台近くの不正車の買い戻しなどを含む対応策で米司法省と原則合意した。サンフランシスコ連邦地裁のチャールズ・ブレイヤー判事が21日明らかにした。 米国内での排ガス不正対象車は60万台近くに上る。VWは対応策について、米司法省、カリフォルニア州当局、米環境保護局(EPA)、米連邦取引委員会(FTC)と原則合意。このほか、同社に対し株主代表訴訟を起こしていたVW車両の所有者を代表する弁護士とも合意した。ただ司法省はVWに対する捜査を継続しており、同社が刑事訴