宮内庁は9日、天皇、皇后両陛下の公務のあり方を見直し、国や地方の行政機関のトップらが面会し、懇談する「拝謁」など宮中行事の一部を取りやめられると発表した。両陛下のご公務の本格的な見直しは平成21年以来7年ぶり。取りやめられる行事の一部は皇太子ご夫妻が引き継がれる。 宮内庁によると、両陛下がともに80歳を超えたのを機に「年齢にふさわしいご公務のあり方」の検討を始め、戦後70年の「慰霊の旅」と今年1月のフィリピン訪問を終えられてから具体化。両陛下にもご相談した上で決定したという。 取りやめられるのは、年間約100回に上る拝謁のうち、都道府県警本部長、地家裁所長らとの10回程度。都道府県知事との懇談・昼食会や、外国の元首クラスの賓客と会見後に催される昼食会もなくす。隔年で行う小中学校の校長との拝謁などは皇太子ご夫妻が代わって面会される。 21年の見直しでは、式典でのお言葉を原則としてなくしたほか
【ロンドン真鍋光之】「お二人はイングランドのサッカー協会が日本を支援したことをとても喜んでいました」。サッカーのイングランド元代表で名選手だったボビー・チャールトンさん(74)は天皇、皇后両陛下との懇談を振り返った。 チャールトンさんは、1950年代から70年代にかけて代表MFとして106試合に出場。66年のW杯イングランド大会では優勝の立役者になった。教え子の中にはベッカム選手もいる。「サッカーはファンタスティックで素晴らしいゲーム」と話す。 親日家で知られ、2002年の日韓W杯時には日本で開催できるように尽力した。昨年11月、東日本大震災の被災地の高校生をロンドンに招いて催されたサッカーの試合に駆けつけ、高校生を励ました。今春の叙勲で在外外国人として旭日小綬章を受章した。 チャールトンさんは「あの時は、子供たちはまだまだ悲劇の中にいた。サッカーの試合が彼らを、そして日本を少しでも支援す
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