来年一月末での活動停止を発表している日本フットボールリーグ(JFL)のSAGAWA SHIGA FC(佐川滋賀)の最後の試合となるJFL今季最終節が十八日、守山陸上競技場であり、藤枝MYFC(静岡県藤枝市)と1-1で引き分けた。試合終了後には選手、スタッフ全員がサポーターにあいさつ。チーム解散を惜しんだ。 佐川滋賀は、序盤こそ藤枝の勢いに押されたが、徐々にリズムを取り戻す。前半30分にMF中村竜也選手の右からのコーナーキックをDF求衛(もとえ)昭紀選手が頭で合わせて先制した。 後半も優位に試合を進めたが、同18分に一瞬の隙を突かれ、同点ゴールを許した。会場を埋めた千八百五十二人の観客に勝利を見せたい佐川滋賀は、ここから猛攻を仕掛けるが、ゴールポストにシュートが嫌われるなどし、最終戦を勝利で飾れなかった。 終了後に中口雅史監督は「皆さんと歩めた滋賀での六年間を大切に今後も、それぞれの道を歩み