火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大名誉教授)は14日、定例会合を開き、東京・小笠原諸島の西之島について、火山活動が低下した状態が続き、噴火が発生することはほとんどなくなったとの見解をまとめた。 気象庁はこれを受け、西之島の火口周辺警報を解除した。ただ、火口周辺には高温の場所が点在し、崩れやすくなっている所があるため注意が必要としている。 西之島は平成25年から噴火が始まり、陸地の面積の拡大が進んでいた。昨年8月に火山活動の低下に伴って警戒範囲が火口周辺の1・5キロから500メートルに縮小されていた。 西之島は、東京から南へ約千キロ離れた無人島で、火山活動が落ち着いてからは研究機関による生態系の調査が行われている。
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