【カイロ=溝田拓士】ヨルダンの国営ペトラ通信などによると、同国空軍のマンスール・ジュブル司令官は8日、記者会見を行い、イスラム過激派組織「イスラム国」に対し5日から3日間行った空爆で、補給基地や武器庫、潜伏先など重要目標の計56か所を破壊したと発表した。 今回の空爆は自軍パイロットの殺害映像公開を受けて実施したもので、ジュブル司令官は「イスラム国の戦闘能力を約20%低下させた」と説明。さらに「イスラム国を地球上から一掃する」とも述べ、空爆を加速させる決意を強調した。 また、米国主導の有志連合によるこれまでの空爆で、殺害したイスラム国の戦闘員数は7000人に上ったという。
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