ヨルダンの米軍基地が28日に攻撃され死傷者が出たことについて、ジョー・バイデン大統領は強力な報復措置を誓った。しかし、アメリカにとっての課題は、抑止と激化の適切なバランスを見つけることだ。 断固とした態度を示さなければ、弱腰というメッセージを送り、さらに攻撃を招くだけだ。逆にあまりに強硬に行動すれば、イランとその友好国から、いっそう激しい反応を引き起こしかねない。
ヨルダンの米軍基地への攻撃を受けて、国家安全保障のチームと協議を行うバイデン大統領=29日、米首都ワシントン/From President Joe Biden via X (CNN) ヨルダンのシリア国境付近にある米軍の前哨基地に対するドローン(無人機)攻撃を受け、米国側の対応はこれまでイラクやシリアで行ってきた報復爆撃よりも強力なものとなる公算が大きい。複数の当局者がCNNに明らかにした。ただ国防総省もホワイトハウスも、政権の計画が表に出ないよう注意を払っている。 バイデン大統領に向けては、今回のような攻撃が二度と起こらないよう対応を求める圧力が高まっている。イランを後ろ盾とする武装勢力はイラクとシリアの米軍施設を狙い、昨年10月以降160回を超える攻撃を実施。複数の共和党議員からは、米軍がイラン国内を直接攻撃して明確なメッセージを送るべきだとの声も上がる。 しかし現時点でバイデン政権の
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