ウクライナ・へルソン州のドニエプル川岸の拠点で警戒に当たる同国兵(2023年11月6日撮影)。(c)Roman PILIPEY / AFP 【12月3日 AFP】ウクライナ軍は最近、ロシアが占領する南部ヘルソン(Kherson)州のドニエプル(Dnieper)川東岸に進軍した。数か月に及ぶ反攻の末に収めた戦果ではあるが、専門家は、強力な突破口には依然、なり得ないのではないかとみている。 ウクライナ、ロシア両国は11月半ば、ウクライナ軍がドニエプル川東岸に拠点を確保したと発表した。ウクライナ軍は、ロシアの部隊を川岸から「3~8キロ」押し戻したとしている。 6月の反転攻勢開始から半年近くにわたってウクライナ軍は漸進してきたが、今回は小型高速艇でドニエプル川を渡り、重要な成功を収めた。 リトアニアに拠点を置くロシア軍ウオッチャーのマイケル・ナキ(Michael Nacke)氏は、「ウクライナとし
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