中国・武漢市で新型コロナウイルスの流行に早期に警鐘を鳴らし、同ウイルスに感染して死亡した李文亮医師(撮影日不明、2020年2月7日入手)。(c)AFP PHOTO / Li WENLIANG 【2月7日 AFP】中国・武漢(Wuhan)市で新型コロナウイルスの流行に早期に警鐘を鳴らした李文亮(Li Wenliang)医師が死去してから1年を迎えるのを前に、中国の交流サイト(SNS)には6日、哀悼のメッセージが殺到した。 眼科医の李医師は、2019年12月に重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスに似たものが武漢市内で広がっているとソーシャルメディアで警告した医師の一人で、その後「デマ」を流布したとして警察に処分された。 李医師が患者から新型ウイルスに感染し、昨年2月に死去すると、全国に追悼の動きが広がり、政府対応への怒りや政治改革を求める声が上がった。 それ以来、地方の感染拡大がおおむね抑