三重県内からJリーグのチームを誕生させようと、サッカー関係者や行政などで作る準備会議が、Jリーグへの昇格条件を満たす新たなスタジアムを県内で整備する案をまとめた。 四日市市か菰野町に収容人数5000~1万5000人規模のスタジアム建設を構想している。3チームがJリーグ昇格を目指す県内で、「悲願のJリーグ」に向けた動きが一歩前進した。 県内では日本フットボールリーグ(JFL)の「ヴィアティン三重」(桑名市)、東海社会人リーグ1部の「鈴鹿アンリミテッドFC」(鈴鹿市)、「FC ISE―SHIMA」(志摩市)がJリーグ昇格を目指して活動している。 ヴィアティンがJFLに昇格したのは2016年。上位に入り、Jリーグの最下位ランク・J3との入れ替え戦で勝てば、昇格資格を得られる。ただ、Jリーグのクラブチームに認定されるにはJ3で5000人規模、J1で1万5000人規模のホームスタジアムなど、施設面の