韓国の民間団体が、2020年東京五輪招致を阻止する運動を展開している。一部の「反韓・嫌韓デモ」を取り上げて、「五輪の資格なし」などと、国際オリンピック委員会(IOC)や海外メディアに訴えているのだ。インターネットで反対署名を呼びかける動きもある。開催都市を決めるIOC総会まで約2カ月というなかでの妨害工作。ジャーナリストの西村幸祐氏が、日本人の癇(かん)に障る、隣国の言動に迫った。 「東京の大会開催能力の高さをアピールしていきたい。五輪選手のような心境で、頑張ってこようと思っている」 東京都の猪瀬直樹知事は1日未明、スイス・ローザンヌで3日に行われる2020年夏季五輪招致のプレゼンテーション(IOC主催)に出席するため羽田空港を出発した。飛行機に乗り込む直前、猪瀬氏はこう意気込みを語ったが、韓国側の妨害活動は今年4月ごろから目立ち始めた。 韓国・聯合ニュースは4月5日、以下のようなニ