トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事 【国際】 南京、名古屋と交流停止 市長発言で 2012年2月22日 02時03分 【北京=渡部圭】華僑向け通信社、中国新聞社によると、名古屋市の河村たかし市長が「南京の(大量虐殺)事件はなかった」と発言したことを受け、名古屋市と友好関係にある南京市は21日、両市の交流を当面の間、停止すると発表した。 中国のインターネット上では、批判の声は河村市長だけでなく、市長と名古屋で面会した南京市の幹部に対しても「反論するべきだ」と向けられている。南京市の決定はこうした市民の声に配慮したものとみられる。 南京大虐殺記念館の朱成山館長は同日、同館のホームページと自分のブログに河村市長あての手紙を掲載。「虐殺の歴史的事実を否定することに強烈に抗議する。個人の主観や臆測で判断したり、勝手にゆがめたり、抹殺するべきではない」と苦言を呈した。 河村市長は20日、