英領北アイルランド・ベルファストで、燃やされたバスの残骸を撤去する市の職員ら(2021年4月8日撮影)。(c)PAUL FAITH / AFP 【4月8日 AFP】英・アイルランド両政府は8日、英領北アイルランドで火炎瓶などが用いられる激しい暴動が続いていることを強く非難した。また北アイルランド議会も同日緊急会合を開き、問題を協議した。 1週間前から続く暴動について識者らは、英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット、Brexit)によって生じた経済的混乱をめぐる親英派の怒りに起因していると指摘している。 暴動が始まって以来、警官41人に加え、報道カメラマンとバスの運転手がけがをしていた。7日夜には、ベルファストで抗議者らがバスに放火。警察はさらに警官7人が負傷したと発表した。 「平和の壁」と呼ばれる、親アイルランド派と親英派のコミュニティーを分ける壁越しに火炎瓶が投げ込まれ、複数の門
![北アイルランドの暴動続く、放火も 政府や地元議会が強く非難](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/40efe216da4f444a8b563eb13817e9687ab418a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F1%2F1000x%2Fimg_71e28f1be830b64c1d659c9e30d3f6f2296247.jpg)