ロシアの首都モスクワで記者会見するオレグ・デリパスカ氏(2022年6月28日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【6月29日 AFP】ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の一人、オレグ・デリパスカ(Oleg Deripaska)氏は28日、ロシアが軍事攻撃によりウクライナを破壊するのは「途方もない間違い」だと指摘した。実業界の大物からの自国非難はまれ。 デリパスカ氏は、ロシアのアルミ製造会社ルサール(Rusal)の創業者で、西側諸国による対ロシア制裁の対象となっている。 首都モスクワで行われた記者会見で、デリパスカ氏は「ウクライナを破壊することはロシアの利益となるのか。もちろん違う」と言明。 「途方もない間違い」という言葉を繰り返した同氏は、ロシアによるウクライナ侵攻を「戦争」と呼んだ。ロシア当局はウクライナに対し「特別軍事作戦」を展開していると主張しており、「戦争