国際オリンピック委員会(IOC)は23日までに公式サイトを更新し、24日の男子サッカー競技グループC第1節・U-23エジプト対U-23ドミニカ共和国に山下良美主審ら日本人審判団を割り当てたと発表した。女性主審が五輪で男子の試合を裁くのは史上初となる。 今大会は日本から女性審判員の山下主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審の3氏が派遣されている。山下主審は2022年に大会史上初の女性審判員としてカタールW杯で第4審判員を担当。今年1月のアジアカップでも史上初の女性審判員トリオとして、この3氏がオーストラリア対インドを捌いた。 山下主審と坊薗副審は2大会目、手代木副審は3大会目の五輪担当となり、男子担当は初めて。女子ワールドカップや前回の東京五輪に臨んだトリオで、歴史的な今大会の初戦を迎える。 VARチームはそれぞれ男性審判員でタイのシバコーン・プードム氏がVAR、アルゼンチンのエクトル・パレッタ