北京(CNN) 2022年冬季五輪の開催地に選ばれた北京に対し、招致ソングがディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」に似ているとの盗作疑惑が浮上している。 問題になっているのは招致ソング9曲の中の「氷雪舞動」という歌。中国の経済誌「財経」が先週末、音楽ファンの話を基に両曲の比較表を掲載し、前奏部分の旋律や長さ、テンポ、楽器のアレンジなどがほぼ同じだと指摘した。 記事はその後削除されたが、ほかのニュースサイトに復元版が流れ続けている。 中国での閲覧が禁止されている動画投稿サイト「ユーチューブ」にも、両曲をミックスして作った歌のビデオが登場。レット・イット・ゴーを歌うイディナ・メンゼルと、中国人歌手の孫楠(スンナン)、譚晶(タンジン)の声が見事なハーモニーを奏でている。 北京の招致委員会はCNNの問い合わせに答えず、ディズニー側とも4日の時点で連絡が取れていない。