トヨタ自動車がスズキと業務提携に向けて動き出した。世界の自動車産業のリーダー的存在であるトヨタといえど、自動運転や環境対応などの技術は単独で普及させることは難しい。軽自動車の雄でもあるスズキと協力関係を結べば、トヨタの手による「オール・ジャパン」体制が完成する。「資本の論理」より先端技術トヨタはトラック大手の日野自動車と1966年に業務提携して以降、軽自動車で国内首位のダイハツ工業を含めて一
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 独フォルクスワーゲンとの提携解消後、次なる提携先が注目されていたスズキがトヨタ自動車と提携交渉していることが各紙の紙面をにぎわせた。トヨタ傘下のダイハツ工業も巻き込んだ、業界大再編の深層を読み解く。(「週刊ダイヤモンド」編集部 池田光史) 報道が事実なら、意外に早く動き出したという印象だ。1月27日付の「日本経済新聞」は、トヨタ自動車とスズキが提携交渉に入ったと報じた。複数のメディアも追随した。 本誌2015年10月10日号の特集「トヨタvsフォルクスワーゲン」で報じた通り、両社の将来の提携の可能性は高いと本誌は見立てていた。スズキは米ゼネラルモーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)と提携する以前
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