ツール・ド・フランス、第1ステージで起こったクラッシュで負傷した選手(2021年6月26日撮影)。(c)Anne-Christine POUJOULAT / various sources / AFP 【7月2日 AFP】ツール・ド・フランス(2021 Tour de France)で起きた大規模なクラッシュで、検察は1日、事故の原因をつくったとして逮捕された観客の女(30)が、自分の「愚かさ」を恥じ、事故に対する世間の大きな関心を心配していると供述したと述べた。 事故は、仏北西部ブルターニュ(Brittany)地方で先月26日のレース初日に行われた第1ステージで発生。道路脇で女がテレビカメラに向けて掲げた段ボール製のプラカードに、集団の端を走っていたトニー・マルティン(Tony Martin、ドイツ)が避けきれず衝突し、後続の選手が次々と落車。1人が手を骨折したほか、多数の選手が負傷した