ツイッターに殺人事件に関する不適切な投稿をしたとして、厳重注意処分を受けた東京高裁民事部の岡口基一裁判官(52)について、高裁が裁判官分限法に基づき最高裁に懲戒を申し立てたことが24日、関係者への取材で分かった。 裁判官の対外的な発言を理由とした懲戒申し立ては異例。最高裁が今後、分限裁判を開き、戒告か1万円以下の過料にするかを決める。 被害者の尊厳への配慮が全くないとして、遺族が処分を求める書面を高裁に提出。高裁が今年3月、厳重注意処分としていた。
ツイッターに殺人事件に関する不適切な投稿をしたとして、厳重注意処分を受けた東京高裁民事部の岡口基一裁判官(52)について、高裁が裁判官分限法に基づき最高裁に懲戒を申し立てたことが24日、関係者への取材で分かった。 裁判官の対外的な発言を理由とした懲戒申し立ては異例。最高裁が今後、分限裁判を開き、戒告か1万円以下の過料にするかを決める。 被害者の尊厳への配慮が全くないとして、遺族が処分を求める書面を高裁に提出。高裁が今年3月、厳重注意処分としていた。
裁判官ツイートに抗議=女子高生殺害の遺族 東京高裁の岡口基一裁判官(51)がツイッターに投稿した書き込みについて、女子高校生の娘を殺害された遺族が「被害者の尊厳への配慮が全くない」と抗議し、処分を求める要望書を同高裁に提出したことが26日、分かった。 高3女子殺害、二審も無期=31歳男、「悪質な犯行」-東京高裁 遺族は、2015年に東京都江戸川区で殺害された高校3年の岩瀬加奈さん=当時(17)=の両親。事件では、東京高裁が今月1日に強盗殺人罪などで青木正裕被告(31)=上告中=に無期懲役を言い渡した。 民事事件を担当する岡口裁判官は15日、自身のツイッターで「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男 そんな男に無惨にも殺されてしまった17歳の女性」などと投稿。判決文のリンクも書き込んだ。 投稿は母裕見子さんが16日にツイッターで抗議した直後に削除されたが、両親は26日に
自身のツイッターに縄で縛られた上半身裸の男性の写真などを投稿したとして、東京高裁の岡口基一裁判官(50)が、戸倉三郎・高裁長官から21日に口頭で厳重注意を受けた。高裁の渡部勇次事務局長は27日、「現職裁判官が裁判官の品位と裁判所に対する国民の信頼を傷つける行為をしたことは、誠に遺憾です」とのコメントを出した。 高裁や岡口裁判官のツイッターによると、問題とされたのは2014年4月~16年3月に投稿された3件。上半身裸の写真2枚を投稿したほか、「自分の裸写真とか、白ブリーフ一丁写真とかも、どんどんアップしますね」などと書き込んだ。 岡口裁判官は1994年に任官。大阪高裁判事などを経て、昨年4月から現職。民事訴訟に関する著書が複数ある。21日に自身のツイッターで、「国民の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げるとともに、このような投稿は二度としないことを誓い、職務に邁進(まいしん)していき
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