(CNN) 米沿岸警備隊は21日までに、ハワイ諸島沖の国際海域にスパイ活動が疑われるロシア船が出没したため、過去数週間にわたって追跡し監視を続けていることを明らかにした。 諜報(ちょうほう)収集船ともみており、ウクライナ戦争をめぐって米ロ間で緊張が高まる中での出現ともなっている。 沿岸警備隊は報道発表文で、今回のような事態は異例なことではないとしながらも、同船の動向を注視していると述べた。外国の軍用船は国際法の慣習に従い、米国の排他的経済水域(EEZ)を自由に航行し得るとも説明した。 スパイ船ともみなされるロシアの船舶が米国沖合に進入した事例は今回が初めてではない。2019年には米国南東部の沖合に現れ、CNNの取材に応じた米政府当局者が当時、「安全確保を順守していない」活動を見せたとして監視の対象とする事態も起きていた。 同船「ビクトル・レオノフ」はロシアの監視船と突き止められ、サウスカロ
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