内モンゴル自治区で行われた中国の軍事パレード(2017年7月30日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO 【4月10日 AFP】(更新)中国政府が南太平洋の島国バヌアツに恒久的な軍事拠点の建設を計画しているとの報道に対し、バヌアツ政府は10日、中国にそうした許可を与える計画はなかったと強く否定した。オーストラリア政府も報道内容を一蹴した一方、ニュージーランド政府は太平洋での開発への監視を続けていく考えを明らかにした。 中国政府は太平洋諸国に多額の開発資金を投資しながら緊密な関係を築くことで積極的に軍事拠点を拡大し、同地域に進出してきた。 そうした中で豪シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)紙は、中国政府が計画の実現性をめぐってバヌアツ政府に接近しており、同地域における繊細な戦略的バランスが崩れる恐れがあると報道。 複数の情報源の話を引用しながら、中