ウクライナ・ザポリージャ州ザポリジュスターリ製鉄所で、溶鉱炉のメンテナンスをする作業員(2022年5月10日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【5月17日 AFP】旧ソ連時代に建造されたウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)のザポリジュスターリ(Zaporizhstal)製鉄所。戦時に備えて設けられた地下壕(ごう)には食料・水の備蓄、発電機、トイレ、マットレスに加え、まきストーブもある。 ロシア軍に包囲された南東部マリウポリ(Mariupo)で、ウクライナ軍最後のとりでとなっているアゾフスターリ(Azovstal)は姉妹製鉄所だ。二つの製鉄所は、ロシアの侵攻をはねつけるほどの堅強な設計の証しとなっている。 「このシェルターなら長期間滞在できる」と、フードの付いた銀色の防護服を着たイホール・ブフラエフ(Ihor Buhlayev)さん(20)は話す。背